遺言書を作るメリットとは?

遺言書を作るメリットとは?

遺言でできるこんなこと


 

 

自分の財産を自由に使うこと、これは人としての基本的な権利です。遺言は、その権利の最後の行使となります。自分が一生懸命貯めた財産が、死によって自分の思いとは違った使われ方をしてしまうといった事態を避けるためにすべきこと、それが遺言を残すことです。子供のいない夫婦の一方が死亡した場合、残された配偶者と死亡した人の兄弟姉妹が相続人となります。遺言がなければ、夫婦で築いてきた財産をその資産形成に関係ない兄弟達にも配分しなければならないのです。兄弟等が死亡していれば、甥姪が相続人であり、遺産分割には彼らの協力が必要となります。ほとんど関係のない者にまで頭を下げて遺産分割を進める必要があるのです。こうした事になって配偶者が困らないような配慮としても、法律に基づいたしっかりした遺言を残しておくべきです。また、法定相続人や特別縁故者がいない場合は、遺言がなければ遺産は国庫に帰属することになります。せっかく自分で貯めたお金ならば、生前にお世話になった人などに、感謝を込めて遺贈し、自らの財産を使う最後の機会としてはどうでしょう。また、国庫に入ってしまえば、その使われ方には自分の意思が反映されません。自分が生前力を入れていたことや自分の意思に近い活動をしている団体に寄付すれば、自らの意思を少なからず反映させることもできます。